「科学の時間」講演会(総合的な学習の時間)

7日、富山県 立山カルデラ砂防博物館より講師をお迎えし、「立山の自然再発見~日本初の氷河を探る~」と題して、講演を聴きました。講師の飯田 肇さんは、氷河の研究に携わる現在までの経歴、富山県の雪を降らせる要因や滑川市独特の自然環境、立山での氷河発見の経緯と氷河が気候変動の指針としての特徴があること等を話してくださいました。また、科学に関わる上で大切なこととして「興味や夢をもち続ける」「人とのつながりを大切にする」「あせらずゆっくり時間をかける」というアドバイスをくださいました。質疑応答の時間では、いくつもの質問が活発に寄せられました。
講演を通して、自然豊かな富山県に暮らす私たちが立山や郷土の特色を考える際に別の視点をもったり、身近な当たり前にも「なぜ」と疑問をもち続けることを学んだりする機会になりました。