東日本大震災から2年

今日3月11日は、東日本大震災が起こった日です。あれから2年の月日が経ちました。被災地では未だに、行方不明の方や避難生活をしている方がたくさんおられます。

午後2時46分、全校生徒、教職員で1分間の黙祷をしました。

3年生は昨年の10月の文化祭で、東日本大震災についての展示をしました。修学旅行で訪れた神戸での震災学習をきっかけに、東日本大震災のことについても調べました。なかなか復興が進んでいないことや自分たちが今何をすべきなのかについて考えていました。

生徒たちは黙祷しながら、いろいろな思いを心に描いていたことと思います。

カテゴリー: 令和5年度 |

卒業に向けて2

校長先生による道徳の授業が3年生全クラスで行われました。

「沖縄の島守-島田 叡(しまだ あきら)-」(「日本の偉人100人」より)

この人は、第2次世界大戦の末期、沖縄戦の直前に沖縄県知事として赴任し、沖縄戦に備えての準備等に奔走。戦いに敗れた後には自決した人です。前知事も逃げ出すような当時の状況の中で、沖縄県に向かった島田知事について「とても正義感のある人だ」「自分だったらできない」など、生徒たちは素直な感想を述べていました。

授業の最後には、「これから生きていく上で、自分自身が失いたくない心」を全員が発表しました。「思いやり」「優しさ」など自分自身のためではなく、他の人に対する気持ちを大切にしたいと発表する生徒が多くいました。どの生徒も真剣に考えていました。

あとわずかで中学校を卒業し、それぞれの道を進んでいく3年生にとって、思い出深い道徳の授業となりました。

また、校長先生にとっては3月8日に行われた3年6組の授業が教員生活最後の授業となりました。

カテゴリー: 令和5年度 |

3学年だよりを配布しました

3学年だよりを配布しました。たよりのページをご覧ください。

カテゴリー: 令和5年度 |

人権教育講演会を行いました

安田知博先生をお迎えして人権教育講演会を行いました。

安田先生は盲学校在学中に、全国高校放送コンテストの朗読・アナウンス部門で3年連続優勝。第70回選抜高校野球大会(現在大リーガーの松坂投手が横浜高校で優勝した時です)の式典のアナウンスを担当された方です。現在はフリーアナウンサーとしての仕事の合間に、全国20の府県で高校放送部のための講習会を行っておられます。また、10歳から始められた尺八奏者としての技能も高く、2003年、2005年には全国邦楽コンクールで優秀賞を受賞。和楽器のグループ「おとぎ」を結成して全国で演奏するとともに、小学校での和楽器の体験授業も受け持っておられます。

今日は、「ユニバーサルディザインを目指して」と題して、1・2年生にお話をしていただきました。

ユニバーサルディザインを考える演習では、近くの人と一緒に「4・5人で200円持って出かけた時、2ℓ200円の炭酸ジュースがありました。しかし一人は炭酸が飲めない。どうしますか。」という課題に取り組みました。

「空気は読むものではなくつくるもの」「相手がしてほしいことは聞かなければ分からない」「もともとはユニバーサルディザインは障害者や高齢者のためにと考えられたものだけれど、その考えはそうじゃない人みんなに広げていくことが大事」「急に人の考えは変わらないし、悪いことの原因はなかなか取り除けない。しかし、知ること・会ってみることで少しは変わるし、今よりちょっとはましになるためにがんばることはできる。それが大きい変化のためのヒントになる」など多くのことを話していただきました。

尺八では「鹿の遠音」「ハナミズキ」のすばらしい演奏を披露していただきました。最後には「走っていく救急車をパトカーが追いかけていくところ」という超難度の演奏?も聴かせていただきました。

とても楽しく、そして考えることの多い講演会でした。

カテゴリー: 令和5年度 |

1学年たよりを配布しました

1学年だよりを配布しました。たよりのページをご覧ください。

カテゴリー: 令和5年度 |